む:室井慎次

『む:室井慎次

どれだけ「む」に時間がかかっているんだろう・・・。すみません。もう新作の公演も始まったというのに、むしろその話がしたいぐらいだけど、あくまでも「あいうえお」順。ルールが好きな日本人。ネタばれになってしまいますので、気をつけて読んでください。


映画「容疑者 室井慎次」に伊達ちんが出演していると聞いたのは、映画がとっくに終わっていた頃でした。観たことがある友達に聞いても、分からないというので、ウィさんで調べると「石本 一馬(風俗店店主):伊達 暁」に名前が載っている。

観る前に勝手に推測していたのは、今回の事件で新宿歌舞伎町(なんとなく)に聞き込みにきた刑事たち。その聞き込みのシーンは音もなく、いろいろ聞き込みシーンが流れている中の1人じゃないかな?と勝手に考えていました。レンタルで借りようかなーと思った矢先、テレビでの放送があるということで、録画をセットして家で待機。

物語が始まる。聞き込みのシーンになると身を乗り出すものの、伊達ちんらしき人は見つからない。物語も終盤戦。ん??なんかちょっと似てる人のような・・・。でもよく顔が見えないけど、後ろ姿とかあの転び方とかがなんとも伊達ちんっぽい。でも確認することもできず、物語は進んでいく。

え?お、終わっちゃう??大丈夫?あれ、見逃した???と思ったら、なんと犯人役で登場。おおおおお。白銀の髪だね。ツンツン似合うよね。先ほど怪しいと思った人がやっぱり伊達ちんだった。うん、あの倒れ方とか、最後の抵抗とか、アサスパさんっぽかったもん。いや、分からないんだけど、そんな感じがしたのでした。

ほとんど出てないに等しいけど、でも私が想像していたよりは目立った役柄だったので、ちょっとうれしかった。あの最後にパトカーに連行されそうなところを抵抗している感じは、「むむむ、いいぞ」とうれしかったりしました。その他大勢の刑事というよりは、かえって犯人だったほうがよかったのかも。

それにしても案外舞台陣は本当に出ているんだねー。