サ:ザ・スズナリ

『サ:ザ・スズナリ

言わずと知れた「ザ・スズナリ」さん。私の初スズナリさんは「少女とガソリン」だったと思います。あの時はスズナリさんも「少女とガソリン」仕様で階段から全て真っ赤でなんともかっこよかったです。会場全体で盛り上げようという感じがしたよね。

お芝居を観る前に伊達ちんのトークショースズナリに初めて入り、あまりの近さに驚きました。中野ザ・ポケットもかなりの狭さだと思っていたのですが、いい勝負でした。スズナリさんのキャパは230席と言うことで、いい。これぐらいの大きさが私は好きなんだと分かりました。どうもコクーンがしっくりこない。

「少女とガソリン」は絶対あのスズナリのあの雰囲気で観るのが一番楽しめるし、まさにスズナリのために作ったお芝居のようでした。私個人としては、あのお芝居はスズナリで観ないと意味がない!!と思います。

この間の「tsumazuki no ishi」さんのお芝居も大好きなスズナリさんで本当にやっぱり好きだねー。確かにちょっとお尻は痛くなるよね。狭いので身動きは取れないけれでも、あの密着した空気感を体感すると、クセになり、私はあの舞台に立っている人も観に来ている人たちも一体化できるのが、「ザ・スズナリ」さんの魅力だと思います。

あのちょっと険しい一段一段が高くない?と思うような階段を一歩一歩上っていくのが、また「これから観るんだ!!」と思って興奮してきます。

そしてスズナリはあの階段から役者陣も出入りするんだね。そりゃ、そうなのか。小さいところだもんね。伊達ちんが降りてきたとき、「おおおお、私と同じじゃん」と当たり前のことを思ったのを今初めて告白。

スズナリは完璧だーと思っていたら今回の新作はベニサン・ピット。下北にして欲しかった・・・。本多かスズナリではダメなの??グローブ座も好きなんだけどなー。森下さんですね、はい。既に勉強しておりますよ。