し:穴道さーーーーん

『し:穴道さーーーーん』

「し」はもう1つ候補があったのですが、やっぱりこちらでね。どうしたってそうなっちゃいます。伊達ちんが演じた役で好きなベスト5に入る、劇団本谷有希子腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の伊達ちんが演じた長男、穴道(しんじ)さんです。この「しんじさん!!」って言うときは、待子さん風でね。あ、まちこちゃん。ラーメンズ!!夢のコラボ。

いやー、このお話も大好きだし、この伊達ちんも好きなんだよねー。タバコ吸わないのに、吸ってるねー。お酒飲めないのに酔っ払ってるねー。(まあ、役者さんだもんね)

ここ最近では映画で永作さんがたくさんの賞を受賞してけっこう話題になったのですが、残念ながら私は映画は観てません。でもちょっと観たいです。伊達ちんの役を永瀬さんなんだよね。

私はお芝居を観て好きになって、本を立ち読みで読んだんですけどね。なかなかお芝居では分からない細かい待子さんの生い立ちなども勉強しました。

このお話はなんと言ってもブログでも書いたのですが、「女優を諦めない」長女澄伽と「産まれてきてから何でも諦めてきた」待子の対比が面白いんだよね。結局最後は澄伽は女優を諦め、待子は初めて穴道さんを諦めなかった。このお芝居は完全に吉本さん演じる待子さんが重くなりがちな内容を緩和してくれ、面白かったです。

待子さん(吉本さん)が穴道さん(伊達ちん)にキスを迫るところがなんともかわいくてねー。大好きです。そしてこの「穴道さーーーーん」です。対に「待子ーーーーーーーー」というのが入ります。

このお芝居の全体的に全ての役者さんが好きだったし、お話も好きだし、そして伊達ちんもよかったー。穴道さんはなんともせつないんだよね。本当は待子さんを愛しているのに、澄伽を守ると誓ってしまったために、素直になれない。その苦悩な表情がとてもよかったです。

このお芝居を観て以来吉本さんが気になっています。是非1度生でお芝居を観たいんだよねー。トミーと仲良しさんみたいだしね。今年は劇団本谷有希子さんも観たいです。

では、HPで「腑抜け〜」の伊達ちんと森尾さん(澄伽役)の対談を読んでのツボを1つ。抜粋させていただきます。

稽古場の雰囲気は?と聞かれ

伊達ちん「自分のとこ(アサスパだね)は客演さんいつも呼ぶから、客演さんが楽しく稽古場にいれるように。」
森尾さん「へーそう言う事が出来るんだ、伊達さん。」
伊達ちん「出来る出来る。」

うははは。そういうことできるんだって言われてるよ、伊達ちん。私、案外伊達ちんは気を遣っていると思うんだよね。でも微妙にそれがわかられてないのね。うん、でもいいと思います。その他の違う面が目立ってしまうだけだよ、伊達ちん。先輩、どんまいでーす。(部活での掛け声)


さて、ちょっとボソっと最後に、「し」でもう一つの候補は伊達ちんのわんちゃんの名前にしようと思ったんだよね。